お知らせ 
		 
		幼少期のこと*家事のやり方から学んだ「生きる力」  
		
     両親が共働きの兼業農家で育った私は、小さい頃から、豊かな大自然の中で育ち、生き物たちとの共存を通して様々な形から命の大切さを学びました。また料理・洗濯・皿洗いなど一通りの家事をこなせるようにしつけられてきました。
    
   母から教わったのは家事全般ですが、そこで学んだのは、誰かのために作り、美味しいと言ってもらえる喜びや、どうやったら効率よく進められるかという物事の段取り、料理でも何でも失敗はつきものだということなど、生きていくうえで必要不可欠な実体験でした。
   
 「料理を通して様々な体験や対話をすることで、子どもたちや若者が将来生きていく力を養っていけるようなお手伝いができたら」と常に思っています。
  
 そんな思いから毎週土日に開講している、3歳からのこども料理教室では、音楽や歌遊びを使って、食材について楽しく学ぶ時間も設けています。楽しいだけでなく、実は脳を活性化させる仕掛けがたくさんあり、子どもの五感を刺激、こうした遊びも交えることで、子どもたちは一つのことを多角的に学ぶことができるのです。
  
 子どもの思いがたくさん詰まったごはんを親子で囲む時間は、とてもとても温かく、みんなを幸せな気持ちにしてくれます。
  
  
 しかし、最近 とくに感じることがあります。
 我が子を他の子と比べてしまったり、子どものできないことばかりに目をむけて子どもの前でよそのお母さんたちに うちの子はあれができない、これができないと言いつけ、嘆く母たちに遭遇します。
  
 食を通して、“子どもたちの生きる力を育むをお手伝いの場所” ですが 肝心な親御さんが子どもをそのように見てしまう そのことを私なりにどうしたらいいかを解決したくて考え続けてきました。
  
 子どもたちは、自分の父や母のことが大好きです。
 子どもたちは、お母さんに美味しいと言ってほしくて一生懸命作ります。
  
 巻きずしを巻いたとき、一番おいしいところを母親に渡す男の子。まずはお母さんに・・が先。
 その姿を、私は十数年間見続けてきました。
 そこには嘘偽りのない、子どもたちのまっすぐな心がありました。
  
  
 私たちが幼少期のころ 学校の先生や 両親にどう声をかけてもらいたかったのか が私の料理教室の本質です。また母親になっていく過程で 地域の人たちのふれあいも大変重要なことだと思います。
  
 人生を歩んできた私たちは若いお母さんたちに 温かいまなざしで こう振り返ってほしいのです。
 子育てに悩み、投げ出したいことや 孤独や不安になっていたこと、激しく叱って 心苦しいときがあったじゃないか  と。
  
 私たちにもあの頃がありました。
  
 その時にどんな言葉をかけてほしかったのでしょう。
 お母さん 大丈夫ですよ、安心してね、心配しないでね、いっしょに考えていきましょう。
 そんな言葉が欲しかったのではないでしょうか?
  
 現代はSNSの登場で世界の情報も知れる素晴らしいことが体験できますが、その中で人とのふれあいが希薄になっていくような気がします。
                      
 子ども主体の料理教室でありながら、3〜5才のクラスも小学生クラスも、基本は保護者が“見守り役”として、一緒に参加することになっています。また、レッスン中も、子どもも大人も「こう作らないといけない」「上手に作らなきゃいけない」と気負わないことを重視。
  
 「最初は、子どものすること何もかもが危なっかしくて、ついつい親が手を貸してしまいそうになりがち。でも、“できないからさせない”ではなく、できるようになるまで過程を見守り、ありのままを受け入れることが大切です。
  
  
 私自身、子どもが幼いときには、肩に力が入り過ぎて、“こうあるべき!”が多かったように思います。でも子どもは、親が思っているよりもずっときちんと考えていて、早い遅いはあっても、体験を重ねれば、できるようになります。
  
 例え失敗したとしても、決して責めることなく、『また頑張ろうね』と優しく励まし、できたときには『上手にできたね』とたくさん褒めてあげること。子どもたちは、お母さんに美味しいと言ってほしくて一生懸命作ります。
  
 その姿を、私は十数年間見続けてきました。
 食育とは将来のために役立てるものなのです。
  
 私たちが幼少期のころ 学校の先生や 両親にどう声をかけてもらいたかったかが私の料理教室のヒントになりました。お母さんたちがそっと見守ることで、子どもは信じてもらえる、任せてもらえる、という安心感から本来持っている力を発揮できるのです。
  
 子どもを信じて見守り、親子で育つ料理教室を目指しています。
  
 IKUTA Kitchen 幾田 淳子
   
 
		 
		子どもレストラン エプロン  
		
   
イクタキッチンの子どもレストランとなるユニフォームとなる エプロンが完成しました(^^)
  服飾作家 鍬永 牧子さんが手がけてくださいました。
  
 牧子さんが作られる様々な作品はイベントやホームページなどで販売されていますが、その愛らしさにすぐに完売してしまう人気ぶりです。
 エプロンが好きで、ステキなものをみつけると買わずにいられない。と牧子さん。
  
 私もアンティークものやフランスの生地のもの、フィンランドで買ったものなど、着れないくらいといった話で盛り上がりました。牧子さんと布えらび、色合わせ、使いごこちはもちろんのこと、可愛いエプロンをつけて料理を作る姿を想像してはニンマリ。
  
 白いティシャツにコーディネートしてもらえたら嬉しいです。
   
 
		 
		IKUTA Kitchenの出来立てキッチン(ケータリング)  
		
   出来立てをすぐに届けると言う意味の「ケータリング」。夜ごはん、昼ごはん…ご希望を聞いて依頼主のシチュエーションにぴったりになるようレシピを考えてつくります。喜んでもらえることが何より嬉しいのです。ピンポン!と笑顔でお届けします。
→過去の事例はこちら  
   
 
		 
		愛犬のごはん  
		
   
専門学校で、ペット栄養学とドッグフード講座をしています。
  今年のクリスマスは、愛犬のための手作りごはんです。
 アレルギー シニア犬用です。
 キャロットライスケーキは、豆乳クリームで仕上げました。
 どうでしょう?愛犬も大喜びですね!
  
   
 
		 
		実績を更新しました。  
		
		 
		健康社会をつくるために  
		
   少子化・超高齢社会が進む中、社員の健康をサポートしながら「健康経営」をする企業が増えてきています。
  
 株式会社IKUTA Kitchenはこのような現代社会に対応すべく、2019年4月より「東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京」で学んでおり、今後の健康・食育事業展開に生かしてまいります。
  
 「イクタキッチンでできること」のページでも追加した「法人向けチームビルディングクッキング」「メディカル栄養指導」は、その一環です。
  
 皆様のお役にたてるよう益々研究を重ねていく所存です。
  
 「東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京」についてはこちら
   
 
		 
		ホームページリニューアルのお知らせ  
		
   この度、ホームページをリニューアルしました。
 新しい事業も展開しております。
 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 2019年5月 株式会社IKUTA Kitchen 幾田淳子
  
  
   
 
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